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メーカー | フォルクスワーゲン | |
---|---|---|---|
車名 | タイプⅡ | ||
JC08モード燃費 | - | ||
エコカー減税 | - | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 排気量 |
4420mm (174.0in.) |
1765mm (69.5in.) |
1956mm (77.0in.) |
1200cc 1500cc |
ボディタイプ | ミニバン | セグメント分類 | MPV |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
不明 | 200~300万円 |
フォルクスワーゲンのタイプⅡは、1950年に登場したキャブオーバー型の商用車です。
タイプⅡという呼称は型式を表しており、空冷エンジンをリアに配置して後輪を駆動させるリアエンジンリアドライブのユニットで貨物仕様、多人数乗用仕様、トラック仕様など、用途に合わせてさまざまなタイプが製造されました。
ビートルのニックネームで知られるタイプⅠのシャーシを利用して、箱型のボディを乗せただけの車ですが、フラットなラゲージスペースは商用に最適で、扱いやすく頑丈な空冷エンジンと汎用性の高さがヨーロッパで高い評価を得ました。
またアメリカではシンプルな構造がカスタム化に向いていたため、中古車を購入できる若年層から高い支持を受けました。
ドイツ国内では1967年に製造を中止しましたが、タイプⅡは早くから海外でも製造されており、とくにブラジルではドイツでの製造中止以後も生産、2013年末まで続けられました。
このブラジル製タイプⅡは「コンビ」という名称で、後期は環境対策から水冷エンジンに換装されています。
タイプⅡは厳密に分けると「T1」と「T2」があります。1967年のモデルチェンジによって大幅な改良が行われており、T1はフロントウインドウが左右2分割されていましたがT2は局面1枚ガラスを使用、インテリアにもソフトパッドや樹脂が多く使われています。ブラジル製コンボはこのT2を主に製造していました。
中古車市場に出回っているタイプⅡは、コンボT2の比較的年式の新しい車でない限り、クラシックカーの部類に入ります。
クラシックカーはレストア技術によって大きな差が出るので、購入する際は注意が必要です。
エクステリアやエンジンルームがピカピカでも下回りを見るとフロアパネルが錆びていた、モノコックに修理歴がある、といったケースはよく見られるパターンなので、細部まで確認してください。
ただし、レストアの質にしたがって中古車価格が上昇していくことも考慮しておく点です。
タイプⅡのT1、前期のT2には空冷の水平対向4気筒1.2Lと1.5L、さらに北米向けとして1.6L、1.7Lが搭載されていました。
このエンジンは独特のサウンドを持っていて高い人気を誇りますが、日本国内においては高温多湿のため、夏場は必ずといっていいほどオーバーヒートを起こします。購入後にもメンテナンスが不可欠であることを覚えておいてください。
タイプⅡの中古車価格ですが、実用性があり、すぐに修理を必要としない車種を求めるとなると200万円以下で見つけることはできません。
ただし、タイプⅡの部品は世界中のショップにあり、取り寄せることが可能です。200万円以下の安いタイプⅡを購入して自分で修理するというのも、この車種を購入する楽しさです。
空冷エンジンは部品数も少ないので、趣味として扱うには最適な1台です!
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