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メーカー | BMW | |
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車名 | M6 | ||
JC08モード燃費 | 9.0km/L | ||
エコカー減税 | - | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 排気量 |
4905mm | 1900mm | 1375mm | 4400cc |
ボディタイプ | クーペ | セグメント分類 | Eセグメント |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
1754万円 | 448~1320万円 |
BMWのM6は、1984年から1989年にかけて販売されたM635CSiを源流としており、2003年、BMWのラインナップ再編で5シリーズのカブリオレとクーペが6シリーズに移行したことから、M6クーペの名称が与えられました。
M635CSiは当時「世界一美しいクーペ」と呼ばれていただけに、6シリーズクーペはそのイメージを壊さず、流麗なボディシルエットを保っています。
そのエンジンフードの下にV型8気筒DOHC4.4Lのツインパワー・ターボチャージャー装着エンジンを搭載しているのが、現行車のM6クーペです。
トランスミッションの7速M DCT Drivelogic(ダブルクラッチトランスミッション)が、最高出力412kW(560PS)をクルージングにもスポーティにも導くことが可能で、優雅さと猛々しさを両立させていることが特徴です。
ボディシルエットは基本的に6シリーズクーペと変わりませんが、大きく張り出したオーバーフェンダーとアグレッシブなロアグリル、リアエンドの左右2本出しマフラーがM6の存在感をアピールしています。
また、軽量化と剛性を兼ねたカーボンファイバーを多用していることもM6クーペの特徴で、広い面積を持つルーフ、インテリアのインストパネルやセンターコンソールにも使われています。
このカーボンファイバーのインパネ、タコメーターとステアリング下部に小さく描かれたMのロゴがM6を操る興奮をさらに高めてくれます。
M6クーペの現行車F13型は2011年から販売されていますが、新車販売価格は1754万円と非常に高価なため、中古車市場ではほとんど見かけることがありません。
1754万円に見合う実用性がまったくない車種だけに当然ですが、中古車市場では価格に見合う対価が十分にあると考えており、現行車は相対的に高値がつけられています。
2012年登録モデルで走行距離1万㎞前後の場合、1200~1300万円が相場となっており、下落幅こそ450~500万円と大きいのですが、中古車としては破格には違いないことが現状です。
ただし2003年から2010年まで販売された先代E63型になると、中古車市場でも価格の対価を販売に求めることになって、価格は大きく下落します。
2008年登録モデルを参考にすると、走行距離3万㎞未満では550~650万円が相場、走行距離6万㎞前後になると400~500万円まで価格が下がります。
この先代E63型に搭載されているエンジンは、M5セダンと同じV型8気筒DOHCで、最高出力は373kW(507PS)、最大トルクは520N・m(53.0kgm)を誇ります。
このハイパワーに実用性はまったくありませんが、爽快感と所有する歓びは(性格によりますが)実用性を上回る魅力を秘めています。
先代E63型の中古車価格ならば、魅力を対価とすることのコストパフォーマンスは十分に持っているといえます!
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