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メーカー | BMW | |
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車名 | M3セダン | ||
JC08モード燃費 | 9.3km/L | ||
エコカー減税 | - | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 排気量 |
4685mm | 1875mm | 1430mm | 3000cc |
ボディタイプ | セダン | セグメント分類 | Dセグメント |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
1104万円 | 470~850万円 |
BMWの関連会社、BMW M社による企画開発から生まれるのがMシリーズで、M3は3シリーズセダンをベースにしたハイスペックマシンです。
5代目となる現行車は2014年に発売されました。スポーツセダンとして揺るぎない評価を得ている車種です。
ボディシルエットは極力3シリーズセダンのイメージを壊さず、統一性を保つようにデザインされています。
ただし、全幅に関しては3シリーズセダンの1800mmに対して75mmワイドになっており、オーバーフェンダーの分だけ幅広くなっています。
このフェンダーに収まるのはフロントに255/40ZR18、リアには275/40ZR18の太くて扁平率の低いタイヤが装着されます。
ちなみにこのタイヤの記号は前から、タイヤ幅、扁平率、速度記号とタイヤ種類、ホイールインチサイズとなります。Zは250㎞/h以上、Rはラジアルの意味です。
これほど高性能タイヤが必要なのは、強力なエンジンスペックによるものです。
直列6気筒DOHC3.0Lにツインパワーターボを装着したエンジンは317kW(431PS)、最大トルク550N・m(56.1kgm)を発揮、0→100㎞/hまでわずか4.1秒で達する実力を持っています。
ちなみにこの加速性能はポルシェの911カレラを上回る数値です。
現行車は2014年発売のため、中古車市場にはほとんど出回っていません。したがって中古車購入は先代、4代目以前が対象となります。
2007年から2013年まで販売された先代は、それまでM5に搭載されていたV型10気筒DOHCのエンジンを2気筒切り取ったV型8気筒4.0Lエンジンを搭載しています。
このエンジンは309kW(420PS)を発揮、現行車と遜色ありませんが自然吸気エンジンのため、最高出力を8300回転で発揮するという、高回転型が大きな魅力です。
6速マニュアルと2ペダルのセミオートマチックモデルがあり、DCTと表記されているのがセミオートマチックになります。
このDCTは日本の法規上、オートマチックに分類されるのでAT限定の免許証でも運転が可能です。
2011年登録モデルで走行距離2万㎞未満を見ても価格差は大きく、730~950万円まで開いています。
ワンオーナー車、レザーシート、特別仕様の19インチホイール装着車など、ほとんどの車種で個体差があるため、購入の際には細部まで入念にチェックして好みの1台を見つけてください。
M3セダンは歴史が長く、初代は1985年に発売されました。
さまざまなレースに勝つことを目的とした車ですが、実用的な面から考えると2007年に発売された先代、あるいは3代目の最終登録年度辺りまでと考えた方が無難です。
3代目後期型のSMGⅡは信頼性が高く故障が比較的少ない車種と評価されているので、状態の良い車種があったら買い得の1台になります。
ただし低走行距離の車種は少なく、5万㎞前後が一般的で相場価格は340~450万円となります。
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