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メーカー | BMW | |
---|---|---|---|
車名 | 3シリーズハイブリッド | ||
JC08モード燃費 | 16.5km/L | ||
エコカー減税 | 100%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 排気量 |
4625mm | 1800mm | 1440mm | 3000cc |
ボディタイプ | セダン | セグメント分類 | Dセグメント |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
732~779万円 | 440~630万円 |
3シリーズのセダンをベースにしたハイブリッド車、アクティブハイブリッド3は2012年に発売されました。
エンジンを主体にしてモーターを補助にするシステムで、燃費効率を上げる効果もありますが、むしろ走行性能を高める目的でセダンにハイブリッドシステムを投入している点がBMWらしいところです。
アクティブハイブリッド3のバリエーションに搭載されているエンジンは、すべて直列6気筒DOHC3.0Lエンジンで、これに40kW(54PS)を発生する電気モーターが加わり、最高出力は250kW(340PS)に達します。
0→100㎞/hまでの加速はわずか5.3秒と、本格的スポーツカーに迫る値を記録しています。
燃費効率に関しては、同じくストレート6を搭載しているツーリングの燃費がJC08モードで16.4㎞/L、アクティブハイブリッド3は16.5㎞/Lですから数値的にはわずかしか貢献していません。
走行モードのECO PROをオンにすると75㎞/hまで、距離では最長4㎞までモーターだけの走行が可能で、80㎞/hから160㎞/hまではエンジンを停止させて走行することもできます。
ハイブリッドシステムを搭載すると、バッテリーの関係からトランクの積載能力は極端に落ちますが、アクティブハイブリッド3はセダンよりもわずか90L減に抑えています。
またメーター回りもハイブリッドを意識させる造りではなく、オーソドックスな2眼メーターのままで、エンジン回転域を表示するタコメーターも装着されています。
燃費効率を高めながらガソリン車よりも速い走行性能を持つという特性こそ、アクティブハイブリッド3の大きな特徴です。
2012年と年式は浅いのですが比較的好調な売れ行きを見せており、アクティブハイブリッド3はかなり中古車市場に出回っています。
相場価格の幅は広く、2012年登録モデルで走行距離2万㎞未満の場合、ボトムラインは430万円台で、トップラインは600万円台となっています。2013年登録モデルはこのラインから60~100万円増が現状の相場です。
アクティブハイブリッド3の新車価格はスタンダードで732万円、ハイグレードのMスポーツで779万円です。
同じセダンと比べると割高に思えますが、これはセダンに用意されているエンジンが直列6気筒、通称シルキー6ではなく直列4気筒2.0Lモデルであることが理由です。
シルキー6を搭載しているツーリングと比較してみると、スタンダードの335iが748万円と変わらず、むしろハイブリッドシステムを搭載している分、割安という価格設定です。
通常のシルキー6よりもハイパワーであることを考えると、現在は高い中古車価格ですが新車価格からの下落幅は100~200万円まで達し、かなり買い得の1台といえます。
アクティブハイブリッド3のバリエーションはセダンと同じくスタンダードからラグジュアリー、モダン、スポルト、Mスポーツまでの5種類があるので、自分のスタイルに合わせた選択肢を取ることができます!
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